一覧に戻る文学・評論忘らるる物語高殿円男が女を犯せぬ国があるという」——次期皇帝を産むための道具にされた少女が、触れただけで男を殺す伝説の民と出会う幻想譚。漆黒の地に浮かぶのは、金色の三日月を角の間に抱いた若い鹿の正面像である。胸元には果実や小さな生き物が寄り添い、宗教画めいた厳粛さと寓話的な豊穣が同居する。白い縦組みのタイトルが角を縁取り、闇の奥から静かに物語が立ち上がる構えだ。About出版社KADOKAWA出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画木原未沙紀Amazonで見る