一覧に戻る文学・評論朝が来る辻村深月特別養子縁組で母となった夫婦と、産みの母となった少女。ひとつの子をめぐる選択がほどけ、絡まりあっていく物語。カバーは逆光のなかに佇む小さな後ろ姿——おかっぱ頭、グレーの長袖、淡くにじむ住宅街。被写体に焦点を置き背景をやわらかく溶かした写真の上に、太い縦組みの明朝でタイトルが静かに置かれる。後ろ姿の輪郭に滲む不安と希望のあわい、その光の質感が、まさに「朝」と呼ぶにふさわしい時間を映している。About出版社文藝春秋出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子カバー写真かくたみほAmazonで見る