一覧に戻る未分類ぼおるぺん古事記 海の巻(3巻)古事記』を題材にした連作の第三巻、海と「天孫降臨」の物語を綴る一冊。神話世界をやわらかな線描で再話し、古代の風景を現代の読者へと橋渡しする。表紙は白地に青一色の刷り。波間に佇む人物がボールペンを思わせる細い等幅の輪郭線で素描され、その上に「天孫降臨」の四文字が手書きの巨大な活字として大胆に配される。波紋、岩肌、人体の質感はすべて線の重なりだけで描き起こされ、印刷物というより一冊のノートを覗き込むような親密さがある。神話の壮大さを、ペン先の素朴さで掬い上げた装丁である。Aboutジャンル未分類Credits装丁佐藤亜沙美(サトウサンカイ)