
世界の半分を怒らせる
タイトルが示す通り、現代の風潮や正論に対して物申す批評的なエッセイ集。白い余白を大きくとった表紙には、ニット帽の人物が口から戦闘機・戦車・ロケット・小さな兵士のフィギュアを次々と吐き出していくさまが、繊細な線画と淡彩で描かれる。装備に身を固めた重たい上半身と、軽やかに噴き上がる玩具めいたオブジェクト群との対比。本文タイトルは黒い明朝体の縦組み、著者名のみを赤で抜いて、語ること自体に宿る戦闘性をひそかに示している。
About
Credits
- 装丁
- 坂野公一(welle design)
- 装画
- 寺田克也

















