一覧に戻る文学・評論鬼哭洞事件太田忠司27年前に消えた母と妹を捜す男が、故郷で謎の神楽と"もう一人の名探偵"に出会う、長期シリーズ30周年記念の長編ミステリ。黒地を背景に、白シャツの少年と紙垂を下げた赤い祭壇、面をつけた舞い手、右端で揺らぐ炎が配される。題字は燃え立つような朱で大きく据えられ、闇に浮かぶ火と祭具の赤と呼応する。澄んだ少年の眼差しと背後に漂う異界の気配が、過去と現在、現実と土俗の境に立つ物語の温度を静かに告げている。About出版社東京創元社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画尾崎智美Amazonで見る