一覧に戻る文学・評論吸血鬼ドラキュラStokerBram+田内志文夜の城に棲む不死の伯爵をめぐる十九世紀末ゴシック小説の、新訳文庫版。書簡や日記の断片を重ねて恐怖が立ち上がる構成は、後のホラーの原型ともなった。表紙は燕尾服姿の男性を中央に、ヴィクトリア朝のドレスをまとう女性二人を左右に配し、淡い水彩と細い線で柔らかく描き出す。白い余白に黒い明朝体の縦組みタイトルが大きく落ち、原題は細い欧文筆記で控えめに添えられる。血の気配を画面の外へ退け、優雅さで物語を包んだ装い。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画山中ヒコAmazonで見る