
広告という仕事を「モノを売る」ためだけのものから、社会をよりよくするための仕掛けへと組み替えていく実践と思考をまとめた一冊。淡いグレーの地に、製図のような細い線で組まれた「COMMUNICATION」の大文字が積み上がり、内側はベージュやミントの図形でほのかに塗り分けられている。設計図さながらの文字組みは、コミュニケーションそのものを「設計し直す」という主題と静かに響き合い、声高ではない理性的な佇まいを与えている。
著卯城竜太、松田修
装丁大西隆介
朝日出版社 / 2019年
アート・建築・デザイン