一覧に戻る文学・評論卒業したら教室で似鳥鶏卒業してもなお、教室という場所に残り続ける気配や感情を辿る連作短編。淡い黄緑の地に、制服姿の少女がふたり——こちらを向く者と背を向ける者——として対置され、背後には校舎の窓と廊下がうっすら透けて重なる。タイトルの「卒」と「教」だけが色面に白抜きで反転し、過ぎ去る時間と踏みとどまる時間のあわいが、文字組のレベルでも示されている。About出版社東京創元社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画けーしんAmazonで見る