一覧に戻る文学・評論死なれちゃったあとで前田隆弘身近な人を立て続けに失った後の時間を、書き手はどう過ごすのか。後輩の自死、絶叫の葬式、わずかな残高で逝った父——平静と動揺のあいだを揺れる随筆集。表紙には、白い皿の上に色違いの卵が四つ並び、その中央に小さな人影がぽつんと佇む。黄色みを帯びた素朴な絵肌、手書きのタイトル文字、控えめな白地の帯。喪失を声高に語らず、日々の食卓にそっと置かれたような佇まいが、本文の静かな筆致と響き合う。About出版社中央公論新社出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁櫻井久(櫻井事務所)+中川あゆみ(櫻井事務所)装画マメイケダAmazonで見る