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家業とちゃぶ台
文学・評論

家業とちゃぶ台

向田邦子

昭和の家庭の情景や食卓の記憶を、随筆と未発表原稿から掬い上げる一冊。父や母、家族の生業と日々の食を巡る筆致は、平易でいながら奥に張り詰めたものがある。表紙は白い余白を広くとり、中央に淡い緑の卓上で黄色い洋梨と紺と白の小ぶりの碗を並べた静物画を配する。マットな絵肌と柔らかな陰、右下に小さく添えられた署名が、生活の道具を見つめる眼差しの静けさを伝える。果実と碗が並ぶ卓上に、家業と食卓を語る文章の温度がそのまま重なる。

About

出版年
2022
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

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