一覧に戻る文学・評論光をえがく人一色さゆり芸術に導かれた希望の光を主題に、困難を越えた先に浮かび上がるものを五つの物語で描く短編集。表紙には淡い水色や黄緑、桃色を含んだ水彩のタッチで、植物や小さな生きものが細い線描とともに広がる。色面には塗り残しが多く、紙の白を通して光が滲み出るような印象を残す。題字は左端の桃色の縦長の面に縦書きで静かに収まり、画面の余白と呼応する。描かれた光と、絵が誰かを救うという物語が、装丁の繊細さでひとつに結ばれている。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子+ヒュン+シンカン装画クリスAmazonで見る