一覧に戻る文学・評論看守眼看守眼」と題された一冊。深い藍の夜空にかすかな星、暖色の灯りを湛えた一軒のレストラン、駐車場入口を示す赤い「IN」の標、停められた車のボディが画面下に滑り込む——映画の一場面を切り取ったような俯瞰の構図が広がる。白い太字の縦書きタイトルは画面右に大きく重く据えられ、暗がりからこの夜の店を見つめる視線をふと連れてくる。誰かを見守る「眼」という題と、誰かに見られているような装画とが、見る/見られるの緊張のうちで静かに結ばれている。About出版社ケッソクヒデキ出版年2009年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画ケッソクヒデキAmazonで見る