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躯体上の翼
文学・評論

躯体上の翼

廃墟めいた骨組みの只中に、黒衣の人物が静かにうずくまる。創元SF文庫から刊行された一冊で、崩れた構造物と身体の交差に、文明の残骸と生身のあわいが滲む。墨と淡彩で描かれた図像は灰と青を基調に、湿った金属や折れた梁の質感を立ち上げ、周囲の白い余白へとほどけていく。右辺に直立する縦組みの白いタイトルが骨組みの垂直線と呼応し、〈躯体〉という語の硬質さと、そこから差し出される翼の繊細さを同時に告げる装いとなっている。

About

出版年
2016
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

装画
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早川書房 / 2020年

文学・評論
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一迅社 / 2019年

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