
枕の千両
日常を見つめる独自の筆致で綴られた、文学・評論の棚に並ぶ一冊。軽妙な語り口とともに、ふと立ち止まる時間が呼び込まれる。表紙は、カーブミラーと「注意」標識の立つ路上に、白いパーカー姿の少女が小さな生きものを抱えて佇む精緻なイラスト。細い線描にくすんだ水彩を重ねた都市の風景へ、白く細い縦書きの明朝タイトルが画面を貫いて余白を整える。赤いサンダルだけがそっと色を放ち、静かな街角の一場面が一冊に閉じ込められる。
About
Credits
- 装丁
- セキネシンイチ制作室(関根信一+森敬太)
- 装画
- 江口寿史

















