
忍びの一族に生まれながらオフィスで働くOLが、職場に潜む忍者たちと繰り広げる日常活劇。コメディタッチのライト文芸として描かれた一冊。表紙はスーツ姿の三人のキャラクターを中央に据え、書類が宙を舞う構図でオフィスと忍びの世界を同居させている。背景は淡いグレーで人物のシルエットを際立たせ、タイトルは黄色の手書き風フォントを縦組みに大きく配置。文字の合間に星型の装飾を散らし、軽やかさを添えている。鞄や手裏剣を構える手元の小道具が、二つの顔を持つ主人公像を視覚的に語る装丁。
装丁アルビレオ
装画wataboku
albireo / 2019年
文学・評論