一覧に戻る文学・評論子のない夫婦とネコ群ようこ子のいない夫婦が、犬や猫と過ごす日々のささやかな幸福と、避けがたい別れの予感を描いた連作小説。表紙はサーモンピンクを基調に、台所のテーブルを挟んで向かい合う夫婦と、膝の上や床にくつろぐ猫たちが手描きの線で柔らかく描かれる。差し込む光、湯気の立つ二つの茶碗、新聞紙の質感までが、淡い水彩のような筆致で重ねられている。生活のひとこまを切り取った絵が、本文の「今日も楽しかったね」という呟きと静かに響き合う一冊。About出版社幻冬舎出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁杉山健太郎(文平銀座)装画芦野公平Amazonで見る