一覧に戻る文学・評論記憶翻訳者 みなもとに還る門田充宏記憶を「翻訳」するという仮想空間SFの連作集、第二弾。失った記憶、残った記憶、つくられた記憶——その意味を巡る短編が編まれている。鮮やかなレモンイエローを地に、画面中央には機械やコードのような無数の小片が縦に積み上がり、塔のように立ち上がる装画が配される。タイトルは白抜きの明朝で天地に大きく分けて置かれ、地の黄と象牙色のオブジェクトが強い対比を生む。情報の堆積として可視化された“記憶”の姿が、翻訳という主題そのものを表紙の上で立ち上げている。About出版社東京創元社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁楠目智宏(arcoinc)装画日田慶治Amazonで見る