一覧に戻る文学・評論処女の道程酒井順子古今の文学や史料を渉猟しながら、日本社会における「処女」をめぐる観念がいかに作られ、揺らぎ、解体されてきたのかを辿るエッセイ。白いシャツに紺のスカートという慎ましやかな装いの少女が、背に隠すように百合の花を携え、こちらを振り返る一枚絵。淡い余白を活かした構図と細い罫の囲み枠が文庫らしい清潔感を生み、題字の墨と署名のレモンイエローだけが静かに響く。清らかさの記号を逆手に取った表紙が、テーマの両義性を穏やかに照らし出す。About出版社新潮社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画森伸之Amazonで見る