一覧に戻る文学・評論オーギー・レンのクリスマス・ストーリーAusterPaul+多田順+柴田元幸ニューヨークの煙草屋を営む男が語る、ある冬の小さな奇跡をめぐる短篇。日々同じ街角を写真に収め続ける写真家の挿話と、街の片隅で交わされる嘘と贈与の物語が静かに重なり合う。漆黒の地に白線で刻まれた細密な線描が、十字に走る黒い帯で四つに分かたれ、夜の窓越しに街を覗くような構図をなす。三脚のカメラ、教会の尖塔、佇む人影、猫の影が断片として浮かび、点在する白点は雪とも星とも見える。深紅の題字が暗がりに小さく灯る一冊。About出版社スイッチ・パブリッシング出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁宮古美智代Amazonで見る