
マンガ家・西島大介による批評と詩、その周辺を綴った文庫。「土曜日の実験室」と題された連載的な思索が、領域を横断しながら一冊にまとめられている。白地のカバーには、床に寝そべるピンクのリボンの少女と、彼女のまわりに散らばる手描きの落書き――魚、ハート、音符、"poetry, criticism, et cætera" の手書き文字。タイトルは細い罫で囲まれた囲み組みに収め、文庫然とした端正さを保つ。手すさびのような線が、ジャンルの定まらない試みを軽やかに肯定している。
著GrabińskiStefan、芝田文乃
装丁小林剛
国書刊行会 / 2017年