一覧に戻る文学・評論ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた斎藤幸平配達の現場、奥山の獣道、そして水俣の海辺まで——著者が身を運び、痛みとともに考えたフィールドの記録。淡い黄と青の二色を基調に、配達自転車を漕ぐ人、丘に佇むシカ、煙突の立つ工場、ソーラーパネルの屋根、湖畔の集落、火を囲んで料理する人々を、線描の俯瞰図に並置する。本来は別々に語られがちな労働と自然と公害が一枚の地続きの風景へ収まり、思索もまた歩幅で測られていく。About出版社KADOKAWA出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁山田和寛(nipponia)+佐々木英子(nipponia)装画セキサトコAmazonで見る