一覧に戻る文学・評論鳥のうた、魚のうた鳥と魚——空と水、別々の世界で響く歌に耳を澄ますような一冊。タイトル文字は淡い黄色で、深い青の地に静かに灯る。長い髪を流す人物の胸元には鱗が浮かび、宙には鳥の羽が舞い落ちる。琥珀色の大きな瞳と、口にくわえた橙色の生きもの。人でも魚でも鳥でもない者の気配がたゆたう。両方の歌を知る者だけが見ている景色を、絵の密度がそのまま掬い取ったような表紙である。About出版社メディアファクトリー出版年2012年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂川朱音(朱猫堂)+坂川事務所装画町田尚子