一覧に戻る文学・評論赤い雪甲斐さやか幼い頃に消えた弟と、その記憶を抱えたまま大人になった人物が、雪深い故郷でかつての出来事と再び向き合う物語。同名映画の原案ともなった一冊で、喪失と贖いの感触を静かに描き出す。表紙は余白を大きくとった白の上に、雪の道を歩み去る赤い上着の小さな後ろ姿と、薄墨で霞んだ枯木立をのせる。タイトルと著者名は深い朱で縦に置かれ、雪の白を赤がわずかに侵していくような配色が、題名の意味を一枚で言い当てている。About出版社KADOKAWA出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画西川真以子Amazonで見る