一覧に戻る文学・評論メルカトルかく語りき麻耶雄嵩銘探偵メルカトル鮎が登場する短編集。предзнаと逆説で、推理小説の前提そのものを揺さぶる5編が収められている。表紙はくすんだ青灰色の地に、シルクハットの男と帽子をかぶった少年を細密な線画で描く。男が掲げる球体からは煙が立ちのぼり、足元には鍵や渦、赤い椀のような器物が散らばって、寓話とも幻想画ともつかぬ画面を構成する。銅版画めいた線の硬さと、計算され尽くした配置が、推理の奇術性を視覚に翻訳している。About出版社講談社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画鈴木康士Amazonで見る