一覧に戻る文学・評論わが家は祇園の拝み屋さん(2)涙と月と砂糖菓子望月麻衣京都・祇園を舞台に、拝み屋の家に育った少女と兄妹をめぐる連作小説の第二巻。涙、月、砂糖菓子という副題のモチーフが、夏の終わりに差し掛かる静かな心の機微を予感させる。表紙は淡い水彩で描かれた少女と少年の人物画。透明な金魚鉢に泳ぐ赤い金魚、足元に咲く朝顔、木陰でくつろぐ猫が、和の情緒を保ちつつ涼やかに配される。タイトル文字は朱色の唐草風飾りで縁取られ、物語の妖しさと祈りの気配を柔らかく束ねている。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画友風子Amazonで見る