一覧に戻る文学・評論雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖篠綾子江戸・木挽町の芝居茶屋を舞台にした連作の事件帖。芝居町を行き交う人々の機微を、雛祭りの季節とともに描き出す時代小説である。表紙は緑の菱格子を背に、薄紅の枝垂れ桜と散る花弁、高坏に盛られた色とりどりの雛あられが配される。手拭いを被った人物が藍紫の縞の着物をまとい、しなやかに佇む姿に、芝居町らしい艶やかさが滲む。墨の太い題字と朱の小箱に納められた副題が、季節の華やぎと物語の気配をひとつに束ねている。About出版社角川春樹事務所出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画立原圭子Amazonで見る