一覧に戻る文学・評論少年泉鏡花の明治奇談録峰守ひろかず明治期の金沢を舞台に、後の文豪・泉鏡花の少年時代と、彼が出会う奇異な出来事を描く時代奇譚。袴姿の少年を中央に据え、その背後には朱の和傘を差して書物を抱える眼鏡の青年と、市松柄の着物をまとう少女、そして欄間ごしに覗く獣めいた影が配される。淡い水浅葱を地色にした帯枠と縦組みのタイトル、流れる雲の意匠が、人ならざる者と人とが行き交う薄明の世界を一枚に閉じ込めている。About出版社ポプラ社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画榊空也Amazonで見る