一覧に戻る文学・評論東都日報絵師の事件帖 帝都の夜に潜む罪和泉桂新聞絵師が帝都の闇に蠢く事件を追うシリーズの一冊。和洋の意匠が混じる時代の二人の人物が、ランプの暖色に照らされて紙面を前に佇む。背景は深い茶と黒に沈み、夜の路地の気配が漂う。タイトルは白の太書きで縦に大きく抜き、シリーズ名は赤い丸を散らした札型の囲みで添えられ、書体の硬さが事件帖らしい緊張を生む。明治・大正の風情を借りたイラストと活版的な見出し処理が、罪と謎の輪郭を静かに立ち上げる。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画さといAmazonで見る