一覧に戻る文学・評論桜咲く大栗傳兵衛春の節目に交わされる、家族のひとときを描いた一冊。卓を囲む三人の姿は、語り合うというより、同じ時間のなかでそっと息を合わせているように見える。表紙は色鉛筆らしい柔らかな線で全面を紫の濃淡に染め、長方形の食卓と椅子を俯瞰でとらえる。タイトルは白抜きの明朝で右に大きく置かれ、輪郭をかすかに発光させて画面を引き締めている。淡い光と陰のあわいに、咲くという言葉が静かに重なる。About出版社幻冬舎出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画タムラフキコ組版デジカルAmazonで見る