一覧に戻る文学・評論改良遠野遥女になりたいのではない、『私』でありたい」――ゆるやかな絶望を生きる男が美しさだけを求めていく、第56回文藝賞受賞作。表紙では題字「改良」がモザイク状のピクセルに解体され、白・黒・灰の方眼に置き換えられている。形は崩れる手前で踏みとどまり、可読と不可読の境目に揺らぐ。改めるとは何を保ち何を失うことか――その問いを、文字そのものの粗い粒子で差し出してみせる装丁。About出版社河出書房新社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る