一覧に戻る文学・評論不死症周木律死してなお朽ちない身体を主題にした長編ミステリ。生と死の境界に踏み込む者たちの行方を、緊迫した筆致で追う。カバーは正面を見据える人物のクローズアップで、ひび割れた肌、剥落した皮膚、機械じみたパーツが闇のなかから浮かび上がる。「UNDEAD」のアルファベットを上に細く配し、その下に大書きされた白い和文タイトルと、頬の高さに置かれた著者名が、廃墟めいた肌の質感と強いコントラストをつくる。視線の圧と崩れの細部が、不滅という主題の不穏さをそのまま物語っている。About出版社実業之日本社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁舘山一大装画shichigoro-shingoAmazonで見る