一覧に戻る人文・思想わたし、虐待サバイバー羽馬千恵義父からの性的虐待、母のネグレクト、精神科の閉鎖病棟。著者自身が生き延びた経験を綴った手記である。表紙には水彩で描かれたセーラー服の少女が、苺をそっと口元に運ぶ姿で立つ。胸元や袖に赤い染みのような滲みが落ち、淡いブルーの襟と相まって、傷の記憶と幼さが同じ画面に同居している。タイトルは細い明朝で縦に置かれ、声を荒げない。痛みを抱えたまま、それでも立っている人の佇まいが、絵と書体の余白に静かに残る。About出版社ブックマン社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル人文・思想Credits装丁アキヨシアキラ+谷敦(アーティザンカンパニー)装画岡藤真依Amazonで見る