一覧に戻る文学・評論終の日までの森浩美家族や近しい人との別れを見つめながら、限られた時間に交わされる情景を綴る短編集。淡い水色の空に大きな黄色い月が浮かび、深い緑の木立を背に、夕暮れの草地で四人の人物が静かにこちらに背を向けて立っている。長く伸びた影と平面的に切り取られた葉のシルエットが、版画のような落ち着いた色面で構成され、月光と残光のあわいを描き出す。沈黙のなかに残された時間の濃さを、装丁全体がそっと差し出している。About出版社双葉社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁松岡史恵装画木内達朗Amazonで見る