
高校野球を愛する芸人が、廃部寸前の島の小さなチームや丸刈りに人生を賭けた球児たちを訪ね歩いた、市井の野球少年たちのノンフィクション。表紙は、青空の下でグラブやボールを掲げて歓声を上げる球児たちを描いた絵画を全面に配し、その上に手書き風のオレンジの太い筆文字でタイトルを大きく載せる。鮮やかな空の青と歓喜のオレンジが響き合い、土と汗の匂いまで立ちのぼるような熱量を、絵筆のタッチがそのまま紙面に留めている。

著Hall、AlexisJ、金井、真弓
装丁ヤマシタツトム
装画丹地陽子
二見書房 / 2021年
文学・評論