一覧に戻る文学・評論荒野の古本屋森岡督行銀座の一角で「茅場町森岡書店」を構え、のちに一冊の本だけを売る書店へと展開していく著者が、古書の世界に踏み込んでいった日々を綴った随筆集の文庫版。表紙には、夜の摩天楼を背に馬上の人物がこちらを向く絵が大きく配される。窓明かりの黄、影の濃紺、馬体の赤茶が粗いタッチで重なり、油彩か粉彩の質感がそのまま紙に乗る。題字と著者名は右上に縦組みで小さく寄せ、絵の物語性を遮らない。荒野を歩む一人の姿勢が、画面そのものから立ち上がってくる。About出版社小学館出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁草苅睦子(アルビレオ)+albireo装画山口洋佑Amazonで見る