一覧に戻る文学・評論真夜中のパン屋さん大沼紀子深夜0時に開店する小さなパン屋を舞台に、訳ありな人々が静かに集う連作小説。漆黒の地に、三者三様の佇まいで立つ人物が淡い線で描かれ、背後にはパンの輪郭がうっすらと滲む。題字は鮮烈な黄緑で大きく縦に組まれ、夜更けの厨房に灯る明かりのように画面を貫く。互いに距離を保ちながら同じ場所に居合わせる三人の構図が、夜にだけ開く扉の向こうの気配と、そこに集う者の孤独をそっと伝えている。About出版社ポプラ社出版年2011年ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画山中ヒコAmazonで見る