一覧に戻る文学・評論あのこは貴族山内マリコ東京に生きる二人の女性──都心の旧家に育った華子と、地方から上京した美紀──それぞれの階層と選択を交差させながら描く長編小説。文庫カバーは、つば広の黄色い帽子に縁どられた女性の肖像が中央に据えられ、淡いクリーム地にはすずらんを思わせる細やかな線描、そして赤い筆記体で「Tokyo Noble Girl」が重ねられる。古典的な肖像と手書きの英字が同居する画面が、タイトルが抱える皮肉と憧れの両面をやわらかく受けとめている。About出版社集英社出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大島依提亜(カバー・帯・表紙・本扉)装画Janet HillAmazonで見る