一覧に戻る文学・評論狼が連れだって走る月タイトルが示すのは、夜を駆ける獣たちの気配と、それを照らす月の存在。詩的な散文を編んだ一冊と読み取れる。表紙には青と紫の細い線描で立ち止まる一頭の狼が大きく配され、白地のなかで毛並みの流れだけが生き物の体温を伝える。縦組みの明朝で記された和文タイトルの下に、同じ意味のスペイン語が手書き風で小さく添えられ、二つの言語が同じ夜を分け合うような余白が広がっている。About出版社佐々木愛出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡澤理奈装画佐々木愛