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遠い空の下、僕らはおそるおそる声を出す
文学・評論

遠い空の下、僕らはおそるおそる声を出す

野中ともそ

遠い空の下で、四人の若者が「おそるおそる」声を出す——タイトルがそのまま、ためらいと衝動の交差点を指し示す。冬の街路を背景に、肩を寄せ合った四人の人物がこちらを見据える絵画的な筆致のイラスト。斜めに走る白い帯がタイトルを大胆に切り取り、「空」を水色、「声」を赤で抜く文字色が、沈黙のなかに漏れ出す音の温度を伝える。遠景には冷たく光る水辺と、雪を残した低層の街並み。声を発する直前の、息を呑む数秒がそのまま紙面に留め置かれている。

About

出版社
光文社
出版年
2023
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

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天川栄人

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講談社 / 2023年

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