一覧に戻る文学・評論ルーティーン:篠田節子SF短篇ベスト牧眞司+篠田節子日常の反復のなかに裂け目を穿つ、篠田節子のSF短篇を編んだベスト集。日常と異界、肉体と科学のあわいを冷ややかに見据える短篇群が、編者の手で一冊に束ねられている。表紙は白地に黒の縦縞を等間隔で並べ、上部にだけ和文・欧文のタイトルや著者名を小さく流し込む構成。罫線のような直線の連なりは、規則正しく繰り返される「ルーティーン」そのものの図像化であり、余白の白がその反復に微かな静けさと不穏さを与えている。装丁の静的な律動が、収録作の底に流れる反復と逸脱の気配と響き合う。About出版社早川書房出版年2013年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る