一覧に戻る文学・評論クロストーク 下WillisConnie+大森望感情を共有するための医療処置が思いがけず他者の声を聴く力を呼び込み、押し寄せる情報の奔流に主人公が翻弄されていく長編SFの下巻。淡いグレー地に緑のタイトルを掲げ、マグカップを手にした若者の足元から白い吹き出しが次々と湧き上がる。脳の配線図やヘッドホン、本や小さな炎が周囲に散り、増殖する"声"に身を浸す姿が軽やかな線で描かれる。情報過多の現在に響く物語を、抑えた配色とポップなイラストで涼やかに掬い取った一冊。About出版社早川書房出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画丹地陽子Amazonで見る