一覧に戻る文学・評論後藤さんのこと円城塔言語と論理、虚構の枠組みそのものを揺さぶる短編集。「後藤」と名指される対象が増殖し、像を結ばないまま物語が分岐していく。表紙は淡い藍とグレーの線画で、絡まり合う紐に四人の青年が結ばれる構図。中央に薄く重ねられた作家名の英字、上部にコバルト一色の縦帯が走り、複数の自我が一冊のなかで交差する作品の構造を、静かに示している。About出版社早川書房出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画市川春子Amazonで見る