一覧に戻る文学・評論共謀小説家蛭田亜紗子明治文壇を舞台に、小説家の夢を砕かれた妻と行き詰まった新鋭作家の夫が、互いを利用しあいながら文学界の禁忌へと踏み込んでいく長編。生成りの地に、寄り添う男女を細密な線描で起こし、二人のあいだにのぞく一冊だけを鮮やかな赤の色面として置く。タイトルは静かな明朝で上部に据えられ、抑えた筆致と一点の赤が、共犯関係に潜む親密さと危うさを同じ画面のうちに立ち上げている。About出版社双葉社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁小川恵子(瀬戸内デザイン)装画秦直也Amazonで見る