一覧に戻る文学・評論京都祇園もも吉庵のあまから帖8志賀内泰弘京都祇園を舞台に、人々の哀歓を綴る人気シリーズの第八作。元芸妓が営む「もも吉庵」を巡る古都の物語が、季節の情景とともに静かに描かれる。表紙は淡い水彩で、雪のちらつく辰巳大明神の鳥居前に佇む二人を捉えた構図。冬枯れの枝、朱の柱、ショールやマフラーの暖色が薄青の空気に溶け込み、白地のタイトル枠と細い罫が余白を引き締める。古都の冷たさと人の温もりが、画面のなかでそっと寄り添う一冊。About出版社PHP研究所出版年2024年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁小川恵子(瀬戸内デザイン)装画わみずAmazonで見る