一覧に戻る文学・評論アニマルズ・ピープルIndra+Sinha+由依+谷崎インドの化学工場事故を背景に、四つ足で歩く青年「動物」の語りによって紡がれる長編小説。被害者でありながらしたたかに生きる人々の声を、痛みとユーモアの両面から拾い上げていく。表紙は子どもの絵を思わせる原色の油彩で、赤と黄が燃え立つ街並みの中に、棒人間や虹、寺院のドーム、走るバス、佇む人影が混ざり合う。空の青と紙の白が画面の上下に細く残り、画材の生々しい筆触が街の混沌をそのまま受けとめている。荒々しい色と素朴な描線が、声なき声の祝祭性を静かに支えている。About出版社早川書房出版年2011年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画荒井良二(Amazonで見る