一覧に戻る文学・評論ビリヤード・ハナブサへようこそ内山純街のビリヤード場「ハナブサ」に集う人々を描いた連作短編。少年、コーヒー片手にしゃがむ男、キューを構える店主、ドレスの女性、そして傍らのパグ──年齢も立場も異なる客たちが、ひとつの台の上に思い思いの姿で配される。深い藍を背景に、磨かれた木枠と色とりどりの球が温かな光を反射し、見下ろす俯瞰の構図が舞台の親密さを際立たせる。タイトルは陽だまりのような橙の角丸で抜かれ、群像の物語へ静かに招き入れる。About出版社東京創元社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(装画おとないちあきAmazonで見る