一覧に戻る文学・評論うつくしが丘の不幸の家町田そのこ不幸の家」と噂される一軒の家を舞台に、入れ替わってきた住人たちの暮らしを遡る連作短編集。柔らかな筆致で描かれるのは、淡いミントグリーンの壁に桃色の屋根の家、黄色い実をたわわにつける大樹、そして水色の空。表題は家の形に切り抜かれた白い余白の中に置かれ、装丁そのものが「家」のかたちを成している。住まう人の物語と、それを受けとめてきた器としての家の佇まいが、画面の中で静かに重なり合う一冊。About出版社東京創元社出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画大久保つぐみAmazonで見る