一覧に戻る文学・評論家族解散まで千キロメートル浅倉秋成全員の力を合わせ、盗難品を返却せよ」——そんな指令から始まる、疑心暗鬼の家族ドライブを描いた長編。表紙には五人の家族らしき人物がフラットなイラストで並び、ひとりだけ目出し帽を被っている違和感が静かなユーモアを生んでいる。淡い水色の地に、黄色い太ゴシックのタイトルが人物の上を大きく横切るように組まれ、整った肖像をあえて遮る。秩序ある画面に走る一筋のズレが、嘘で出来た家族という主題を視覚へ翻訳している。About出版社KADOKAWA出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画kigimuraAmazonで見る