一覧に戻る文学・評論流浪地球劉慈欣+古市雅子+大森望太陽の異変で地球そのものを宇宙へ流浪させる――壮大なスケールで知られる中国SFの中短篇集。表題作をはじめ、極限の選択を迫られる人類を冷たく見据える視線が貫かれている。カバーは青みを帯びた氷雪の峡谷に光の柱が天へ伸びる一枚絵で、崖上に立つ小さな人影が世界の規模を逆照射する。タイトルの四文字は左右に大きく分割配置され、白の明朝が画面の冷気をそのまま彫り込むように据えられている。広大な景と簡素な造作が、惑星規模の物語の静かな緊張を伝える。About出版社KADOKAWA出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画Amir ZandAmazonで見る