一覧に戻る人文・思想自殺帳春日武彦精神科医による、自殺という主題への正面からの論考。「不謹慎」を引き受けつつ、自殺者の心理や遺書、彼岸と此岸のあわいまでを射程に収めていく。鮮やかな黄と白で上下を分け、その境界線上に黒の細線だけで描かれた三本柱の立体図形——門とも構築物ともつかぬ図像が、解釈を宙づりにしたまま静かに立ち上がる。タイトルと著者名はミニマルな明朝で控えめに添えられ、過剰を退けた装いが、タブーを直視する書き手の距離感と響き合う。About出版社晶文社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル人文・思想Credits装丁寄藤文平+垣内晴(文平銀座)Amazonで見る